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場所: グローバルコモン6
規模: 1モジュール 種類: 展示・パフォーマンス 待ち時間: ほとんどなし ベスト3の発表の前に、「三大がっかり館」を紹介する。 というわけで、まずはインドネシア館だ。 インドネシアといえば人口2億2000万の大国である。 しかも芸術大国であり、オランダ領時代から万博に参加し、 ドビュッシーやラベルをうならせてきた。 それなのに。 インドネシア館と似た展示をしているのは、ブータン館(28位)である。 ともに最小の1モジュール。 伝統建築の一部を再現する手法も似ている。 が、ブータン館が「国民総幸福」をキーワードに、コンセプトの統一がそこそこあるのに対し、 インドネシア館に確固たるコンセプトは感じられず、全体に散漫。 魚が泳ぐ水槽やジオラマ、ダヤック族の民家を鮮やかに結びつけるものを提示できていない。 よりにもよって、人口220万の(ということは百分の一の)ブータンに大敗を喫してよいのだろうか、インドネシア。 出口近くにある投資相談窓口が、がっかり感を増幅させる。 万博まで来て、しかもこの展示を見た直後に、 投資の相談をはじめる人がはたしているのだろうか? と思っていたら、公式HPを発見した。 http://www.expo2005indonesia.or.id/ これがどうして、面白い。 はっきり言って、観光客向けの内容ではない。 政府内で報告するための、あるいは企業の参加を促すための内部資料が、 そのままアップされている。 そのため、商業目的に使っていい面積は20%までと万博協会が取り決めていることや、 果てはインドネシア館がショッピングブースの売り上げの2割を徴収していることまで丸わかりである。 訳は生硬な直訳で、意味が通じにくいところもあるが、それも味である。 HP訪問ならチケットはいらない。 外国館の裏側を知るために、是非ご訪問あれ。 ▼他の愛知万博関連ブログも、是非チェックされたし。 人気blogランキングへ
by global-komon
| 2005-08-02 00:56
| グローバルコモン6
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